陽性患者が発生した場合の対応

病室や陽性患者が触れた場所の消毒が必要に

感染拡大防止の観点から消毒が必要な場所について、保健所から消毒指示が出ます。
その際は、命令が出た時にすぐにその範囲を消毒できる準備が必要です。

消毒は手の届かない細部まで確実に実施する必要がありますが、手の届かない部分については拭き残しが多く見られます。

新型コロナウイルスの生存期間はステンレス・プラスチックの表面で2~3日と拭き残しがあれば、接触感染のリスクは高まるばかり。

コーナンの環境表面殺菌で新型コロナウイルス発生時の対応を解決

1.ダイヤモンドプリンセス号をはじめ全国の病院・クリニックでの多数の殺菌・消毒実績

厚生労働省より特別指名を受けダイヤモンドプリンセス号や東京都総合病院のアウトブレイク収束に貢献。
病院・クリニックの病室や手術室、介護施設などの実績があります。

2.付着菌検査で施工後の完全殺菌を証明

目に見えないウイルスだからこそ、本当に消毒できたのか効果が分かりにくいもの。
コーナンは施工前と施工後にドアノブや手すりなど高頻度接触表面の付着菌の有無を調査。
報告書にまとめ、完全に消毒したことを証明します。

3.一日も早い通常診療への復帰を実現

1病室あたり約10分で施工が完了。医療機器を置いたまま施工可能。
運搬などの準備や室内の拭き上げ不要で、簡単・お手軽。

4.7,000件のコンサルティング実績から無駄のない効率的な施工を提案

医療専門の清掃を専門とする院内環境コンサルティング企業として、一般の清掃業者とは違う医療専門のプランニングとコンサルティングで必要最小限で効果が最大の殺菌・消毒を実現。

院内環境コンサルティング企業ならではのアフターサポート

CDCガイドラインに基づいた充実の感染対策コンサルティング

完全に消毒を行ってもまた陽性患者が発生すれば、再度完全消毒が必要になります。
そのため、コーナンでは院内感染対策のプロフェッショナルとして、感染が拡大しないような清掃方法や医療用空気触媒を利用したコーティング施工などを提案し、アウトブレイクの発生を最小限に抑えるコンサルティングを行います。

3つの特徴
1.新型コロナウイルスをはじめさまざまウイルスに有効と証明済み

使用する薬剤Halomistは、アメリカ合衆国環境保護庁(EPA)が発表する、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に有効な薬剤リスト(List N)に掲載されており、その殺菌効果が証明されています。
List Nはこちらから

過酸化水素と銀の組み合わせにより、微生物の細胞膜をすぐに攻撃し始める反応性の高いフリーラジカルを放出。銀と過酸化水素がともに微生物を破壊します。
また、反応中も過酸化水素は水と水素に分解することで嫌気性菌にとって非常に有毒な環境を生成し、高い殺菌力を発揮します。

2.手間なく部屋中の隅々すべて消毒

薬品を10μmの極小粒子にして噴霧し、部屋中に充満させることで、備品の裏側や人の手の届かない細部も殺菌可能。
さらに粒子は水と酸素に分解し蒸発するため、医療機器への影響はなく、拭き上げの手間もありません。

3.環境にやさしく高い安全性

施工後は水と酸素、無毒の銀錯体に分解されます。施工は専門教育を受けたスタッフが実施。薬剤自体も過酸化水素濃度5%と安全性も高く、アメリカ合衆国環境保護庁(EPA)からの効果と安全性について認定を受けています。

導入例
Q&A
Q1.薬剤について教えてください。

殺バクテリア活性、殺ウイルス活性、殺真菌活性を持つ医療グレードの殺菌剤です。成分は、過酸化水素5%、過酸化水素の活性を促す硝酸銀が0.01%配合されています。
多くの多剤耐性菌や、芽胞形成菌であるC.ディフィシルにも効果がある事を、EPAが承認しています。現在、問題となっている新型コロナウイルスにも効果があると、EPAのリストNに追加されました。  

Q2. 施工対象の手術室や病室にある医療機器はそのままで良いでしょうか。 

薬剤を10µm以下の極小粒子(ドライミスト状)として噴霧するため、医療機器への影響はありません。蒸発した粒子は水と酸素に分解されるため、後で拭きあげる必要もありません。
※全ての医療機器へ影響が無い事を保証するものではありません。

Q3. UV殺菌機器との違いを教えてください。    

過酸化水素の噴霧と紫外線(UV)殺菌には、それぞれメリット・デメリットがあります。
代表的な物をご紹介いたします。
当社では、目に見えない菌やウイルスを殺菌する場合は、部屋全体の殺菌が必要と考えております。  

施工フロー

清掃・付着菌検査

有機物やたんぱく質が環境表面に存在する状態では殺菌効果が出ないため、環境表面の有機物除去を行います。その際に付着菌の採取を行い、ウイルスや菌の存在や分布を調査します。

殺菌・消毒

専用資材にて対象室を密閉し、過酸化水素の噴霧を開始。 噴霧後は過酸化水素の濃度を落とすエアレーションを行い、濃度が落ちたことが確認できれば入室できます。 平均的な個室(40㎥)の場合、噴霧時間は10分、エアレーションに80分必要です。

完了・報告

エアレーションが正常に実施でき、濃度に異常がなければ作業完了です。 施工後の付着菌検査を行い、殺菌の結果をまとめたレポートをお渡しします。